記事: はじめまして、五代目店主の谷澤良郎です!
はじめまして、五代目店主の谷澤良郎です!
はじめまして、GINZA TANIZAWA TOKYOの5代目、谷澤良郎と申します。
弊社の公式ウェブサイトをご覧いただき、誠にありがとうございます。
この度、公式ホームページをリニューアルしました。そして、今後はこのページで私自身がブログを綴っていきます。SNSが主流な世の中ではありますが、きちんと自分の言葉で丁寧に伝えていくことを心がけていきたいと思います。
さて、弊社GINZA TANIZAWA TOKYOは今年で創立150年を迎えました。
皆様の日頃からのご愛顧賜りまして心より感謝申し上げます。
創立は1874年、明治7年の激動の幕末や江戸時代の時代背景の中、初代、谷澤禎三が谷澤鞄店として歩み始めました。当時は「鞄」という漢字すら使われていない時代、「鞄」の文字を掲げた日本初の鞄専門店でした。
その後、服装の変化に伴い、鞄は「鞄」という漢字とともに日本に普及していきました。1894年に日清戦争が勃発し、激動の時代に入ります。その中で、2代目の谷澤甲七が平和を願って作ったのが、「ダレスバッグ」です。
激動の時代において、「SYMBOL OF PEACE DULLES BAG」を店頭に掲げ、日本中に鞄を届けてまいりました。関東大震災や太平洋戦争などの困難を乗り越えて、今日に至ります。重責のあるバトンを、令和の時代に私が五代目GINZA TANIZAWA TOKYO店主として受け継ぐことになりました。
先代、二代目から受け継いだものは「老舗こそ時代に挑戦し続ける」という信念です。世の中の流れは刻一刻と変化し続けています。その変化に立ち向かうことが、老舗鞄店としての社会的意義だと考えています。
そこで、5代目店主としての挑戦の第一歩が、GINZA TANIZAWA TOKYO工房の立ち上げです。GINZA TANIZAWA TOKYOで原点回帰し、真摯に「makoto spirit」を込めた鞄作りを開始します。30代の職人が4人、50代のレジェンド工場長1人を迎え、MADE IN JAPANの先「MADE IN GINZA」の鞄作りに挑戦します。フルオーダーのご注文や、より時代に挑戦した鞄作りを行ってまいりますので、是非151年目の歴史を共に楽しんでいただければ幸いです。
今後とも、ご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
GINZA TANIZAWA TOKYO
五代目 谷澤良郎
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